医療法人社団 グルコピア日立|内科・糖尿病内科・甲状腺内科

お問合わせ
0294-27-7211

指導科だより

4.飲料編
日差しが強くなり、汗ばむ季節になります。気温の上昇に伴い、飲み物を飲む機会が増えてきます。糖分の多い飲み物を飲むと、どのような影響があるのでしょうか?
糖分の多い
飲み物を飲む
血糖値
上昇
のどが乾く
多尿
糖分の多い
飲み物を飲む
というように糖分の多い飲み物の飲みすぎにより悪循環になってしまい血糖値が上昇してしまいます。 今は、【無糖】【糖質ゼロ】【カロリーゼロ】等の表示の飲み物がありますが、必ずしも糖分がまったく含まれていないわけではありません。
清涼飲料水の
糖分に関する
表示基準
【無糖】【糖質ゼロ】
【ノンシュガー】等
100ml当たり
0.5g未満
【微糖】【低糖】
【糖質ひかえめ】等
100ml当たり
2.5g未満
清涼飲料水の
エネルギーに関する
表示基準
【カロリーゼロ】
【ノンカロリー】等
100ml当たり
5kcal未満
【カロリーひかえめ】
【カロリーオフ】
100ml当たり
20kcal未満
どのような飲み物がいけないのでしょうか?炭酸飲料(サイダーやコーラ)やスポーツ飲料、果汁ジュース類には、糖分が含まれています。
カロリーオフやゼロカロリーでも糖分が少なからず含まれていますので、血糖値を上げる要因になります。
炭酸飲料(ゼロカロリーも含む)
スポーツ飲料(カロリーオフも含む)
果汁ジュース・飲むヨーグルト
紅茶飲料等
飲料名 カロリー
スポーツ飲料(カロリーオフ) 500ml 85kcal
炭酸飲料(糖分入り) 500ml 210~225kcal
紅茶(ストレート・甘さ控えめ) 500ml 75kcal
炭酸飲料(ゼロカロリー) 500ml 25kcal未満
オレンジジュース 200ml 84kcal
飲むヨーグルト 220ml 147kcal
では、どのような飲み物がよいのでしょうか?
ブラックコーヒーやお茶、ウーロン茶、水、炭酸水等は、糖分が含まれませんので、飲んでも大丈夫な飲み物です。
ブラックコーヒー
お茶・水
炭酸水等
飲み物は、食物と異なり、直接、胃から吸収されますので早く血糖値を上げます。
暑さも、本番となる季節です。血糖値をあげないように、糖分の入ってない飲み物を飲みましょう。!!
指導科だより
ページトップへ戻る