医療法人社団 グルコピア日立|内科・糖尿病内科・甲状腺内科

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指導科だより

6.お酒編
お酒を飲む機会が増える時期です。
お酒には、アルコールが必ず含まれています。お酒の種類によっては糖質も含まれています。
お酒はブドウ糖の代謝にさまざまな影響を及ぼし、体内で中性脂肪の分解を低下させ合成を高める作用があるため、中性脂肪を高めたり、脂肪肝の要因となります。
アルコールの種類によりカロリーの違いはどのくらいあるでしょうか?
アルコールのカロリーをごはんにすると何膳分に相当するでしょう。

ごはん(100g)168kcalとして
日本酒
180ml(1合)
アルコール度数:15.1%
糖質:7.4g
カロリー:185kcal
1.1杯分
ビール
350ml(1缶)
アルコール度数:5%
糖質:10.5g
カロリー:147kcal
0.9杯分
発泡酒
350ml(1缶)
アルコール度数:5.5%
糖質:11.9g
カロリー:158kcal
0.9杯分
発泡酒 糖質0
350ml(1缶)
アルコール度数:4%
糖質:0g
カロリー:84kcal
0.5杯分
焼酎 
100ml(1/2カップ)
アルコール度数:25%
糖質:0g
カロリー:142kcal
0.8杯分
ワイン 
100ml
アルコール度数:11.6%
糖質:1.5g
カロリー:73kcal
0.4杯分
ウイスキー 
60ml (ダブル)
アルコール度数:40%
糖質:0g
カロリー:135kcal
0.8杯分

飲酒することにより・・・
1.食欲が亢進したり、酔って気分が大きくなり食べ過ぎてしまい、指示カロリーが守れない。
2.高カロリーのおつまみを食べてしまう。(からあげ・フライ等)
3.飲酒量が過量になる。
お酒は、食事療法の乱れにつながります。糖尿病との相性が悪いので、肝機能が悪化すると、血糖値が上昇し、血糖コントロールが不良となり、糖尿病の悪化の要因となります。
※ごはんの量でカロリー表示をしましたが、お酒を飲んだ分、ごはんを減らせばよいという事ではありません
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